台湾基隆市になぜ岡山県人が住んでいるのか?

私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。

Tag:日系

台湾でも就職活動はつらい

台湾で現地就職して5年、今度は僕自身が採用担当になって日本人を求人をする側になりました。僕にも求職時代があったので、そのときどこを見られていたのかを意識しながら、採用活動を行いました。そのときの状況を書いてみようと思います。

台北の日系人材会社に依頼
台北にある日系人材会社に依頼をしました。条件にあった人材だけ選んで履歴書を送ってくるので、志願者がなりふりかまわず応募してくる巷の104だの1111といったインターネット人材会社を使うより選考は楽です。

担当者の方とお話を伺うと、台湾で就職活動をしている日本人は意外にも少ないようです。しかし日本でそれなりの職歴を積んでいない方が、台湾語学留学を経てそのまま現地で就職活動をしているケースも多く、やはりそういった方はご紹介できないとも言われました。

お断りせざるを得ないケース
それでも人材会社のご協力もあり、何人かの日本の方と面接をすることになりました。高い語学力と意欲をもった素晴らしい方もいらっしゃいましたが、あまり一緒に仕事したくないヒトもお見受けしました。

例えば
遅刻(しかも言い訳も謝りもなし)
服装の乱れ(上下スーツで、靴はスニーカー、ネクタイはゆるゆるなど)
ネットに書かれてある弊社の悪口について延々聞いてくる
雰囲気が暗すぎる など

またわざわざ日本から台湾就職を目指される方を紹介されるケースもありました。日本におられるせいか、中国語が今ひとつでお断りせざるをえないケースが多かったです。

台湾人の社長の好み
今回台湾人の社長が気に入った人材の傾向をまとめてみます

1.すぐ辞めそうにない
台湾は人材の流動がかなり激しく、経営者にとっても頭がいたい問題です。だから始めから辞めそうな気配がある、辞めそうな環境がある人については社長はあきらかに敬遠してました。

例えば 
・短い期間ですぐ仕事を変えているヒト
・新卒など会社経験が少ない若いヒト
・翻訳やネット販売といった副業を持っているヒトなど
 
また日本に戻るような気配のある人も敬遠していました。だから「もう日本には帰らない」決意も会社側にはっきり伝える必要があると思います。

2.外見
正直能力があるかどうかは仕事をしないとわかりません。となるとその人となりを知るには、外見で判断する部分も多くなります。

まず面接時に元気のない人は間違いなくはねられます。これから仕事で元気がそがれることが多いのに、今から元気がないと先行き思いやられるからです。

そして当たり前のことですが、日本人らしいことが重要です。挨拶、時間を守る、身だしなみを整えるなどは当たりまえ。なにせ日本人を募集しているのですから。

3.中国語
なにはともあれ台湾で働くのであれば、中国語は必須です。日本語環境の会社でも、台湾人と接しない会社は存在しません。

中国語の至らなさを「これから勉強します」とアピールする人を多く見ましたがこれはどうかと思います。それでは「なぜ今まで勉強してこなかったのか?」という話になりませんか?

しかも台湾では一から仕事や中国語を教える余裕のある会社はそんなにないと思います。日本語がある程度話せる台湾人が多いので、それであればあなたを雇う理由はなくなります。

今のご時世。僕もまた求職者になる可能性がないわけではありません。「ヒトの振り見てわが身を直せ」と思いながら、面接に来る方とお会いしています。

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僕は台湾に来てもう5年が経とうとしています。

恥ずかしい話その短い間に、台湾で4回も就職・転職を繰り返す羽目にあいました。根性なしと言われればそのとおりですが、事前に知っていればこんなことはなかったのに・・と思うこともいくつかあります。

僕の失敗談を通じて、志を抱いて台湾に現地就職に来る日本の皆さんのお力になれましたら光栄です。

ただしあくまで個人的な経験で、すべてに当てはまるわけではありませんのでその点ご注意ください。

日系現地法人に就職
縁があり、日系大手の会社で現地就職をする機会がありました。しかしボスは日本語がわからない台湾人でした。なにやらアメリカ帰りで英語は抜群なのですが、日本語はなぜか「チョットマテ」としか言えないようです。

ここは僕が台湾で初めて就職するところであり、また日系の会社でもあったので、「報告・連絡・相談」を原則に、ボスには逐次進捗を丁寧に報告することで慎重に仕事をすすめていきました。僕はこれでボスとはなんとかうまくやれていると思っていました。

報告連絡相談がアダに
しかし現実には、次第にボスが僕のことが心配になってきて、急に配置換えになってしまったのです。「ボスにはあまり変なことまで報告をするな、隠せることは隠せ」と後で同僚に耳打ちされたのですが、時すでに遅し。僕に対するボスの評価はそれから上がることはありませんでした。

この台湾のボスは、社内に奥さんらしき人も社員として雇っているのですが、僕が在籍期間中に会社の事務所で働いているところを見たことはありません。台湾現地法人の業績はわるくなく、きちんと数字を出しているので日本の本社も何もいわないようです。
 
そしてボスも社員がきちんと数字さえ出していれば、なにもいわないのです。

たいした数字を出す前に妙に報告・連絡・相談が多い僕とボスの仲がよくなるわけがなく、居心地の悪さから入社わずか1年で僕は退職してしまいました。

まずは同僚と情報交換を
ここで得た自分なりの教訓ですが、なにもわからないうちは回りの同僚と積極的に情報交換をおこない、会社内のルールやら仕事の進め方を先に理解したほうがよいと思います。

台湾の会社の規模は中小が多く、直接の上司がそのま ま会社のボスのケースもあります。そんな忙しいボスになんでも報告・連絡・相談をしていると、あなたは一人ではなにもできない奴だと評価は確実に落ちると思われます。

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いろいろな事情で台湾で新規の顧客開拓の仕事をする機会が非常に増えました。

営業をする相手は、台湾の日系企業、日本を相手にした台湾企業、もしくはキーマンが日本人の会社。なにぶんこういった体育会系の経験がない僕はかなり苦戦中です。

今回は台湾で現地採用され、営業ノルマという呪いに苛まれているいち営業マン(僕)の電話アポの状況をお伝えします。

顧客名簿は?
電話アポをするにはまず顧客のリストが必要。台湾で簡単に使えそうなのは、ウェイウェイ台湾なる現地の日本人が発行した年間誌。もしくは台湾の日本工商会が発行した会員名簿。前者は一般に販売されているが、後者は会社が入会していないと入手できない。前者は入手は簡単だが、リアルタイムな情報の正確さに欠けるところがある。これだけでは少ないので、果ては人材サイト104や1111で求人している日系企業を探したり、台湾経済部の会社の登記情報がわかるサイトで新規に台湾に進出した日系企業をチェックしたりと使える手はすべて使う。よく電話相手から「よく調べたね」とサービス以外のことでほめられるのが癪に障る。

電話アポに中国語は不要?
台湾にいて中国語が要らないといわれてもピンとこないかもしれない。しかしこれにあてはまるのは決定権を握る管理職が日本人であること(もしくは日本語がわかること)が必要。自慢の中国語を披露したところで「必要があればまたこちらから電話します」と紋きりの中国語回答で門前払い。だったらいっそのこと日本語で相手の取引先のごとく自信に満ちた語調で話をしてみよう。日本語がわからない電話取次ぎの小姐はびびってすぐに日本語がわかる人に代わるはず。いきなりゴールである日本人総経理に行き着くこともあった。たとえそれが無理でも、日本人総経理に近い日本語が話せるキーマンにはたどりつけるはず。

ただこの方法も万能ではない。台湾では日系企業など日本と関係する会社には多くの日本語を話す人材がいるので規模が大きい会社になればキーマンにたどり着く前に、なんらかの障害にでくわすこともある。
ひたすら日本語で話しても、全部回答は中国語でされ、挙句の果てに「台湾で商売するなら、中国語を覚えてからにしてください」と日本語で言われ電話を切られたことがあった(実話)。

あくまでこれだけでアポはとれない。あとは誠意とガッツだ。台湾にいらっしゃる日本人総経理様、どうかお手柔らかに。決して悪い話ではないのだから。
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