台湾基隆市になぜ岡山県人が住んでいるのか?

私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。

Tag:上海

台湾から岡山空港へ
2014年の旧正月休みを利用して、二年ぶりに台湾人の嫁と息子を連れて台湾から岡山の実家に帰省しました。

普段関空経由で電車を乗り継いで岡山に帰るのですがチケットがとれませんでした。そこで今回中国東方航空を利用して上海経由をすることになりました。

本当であれば岡山と台湾桃園空港を結ぶ定期便を利用したかったのですが、残念ながら冬は飛んでませんでした。
岡山発上海行きの機内食(朝ごはん)
中国東方航空岡山発の機内食になんときび団子がついていました

今回の台湾発上海経由岡山ルートを、費用、時間、快適度の面から関空経由と比較して検証してみます。

1.費用(レートは1台湾元=3.37円で計算) 
台湾から岡山までにかかる費用は?
円安の影響は大きい
上海経由の場合
費用は一人約18,000元x3人(夫婦・息子)=54,000元(181,980円)
岡山空港からは親が来るまで迎えにくるので費用は発生しません。
 
関空経由の場合
台北桃園-関西空港(飛行機)---2年前の価格
1人14,000元x3人(夫婦・息子)=42,000元(141,540円)
空港-岡山・倉敷・西阿知駅(JR 新幹線など)
1人7,400円x2人(夫婦)x2(往復)=29,600円 
小学校に上がるまで子供は無料
合計171,140円

これですと関空経由のほうが10840円安くすみます。 

なお円高だった2年前のレート(1台湾元=2.58円)で計算するとその差は1360円まで縮まります。 

2.時間
上海トランジットは待ち時間7時間
上海岡山便出発まで7時間待ち
上海経由の場合
今回は朝9時のフライトで台湾桃園を出発、10時50分に上海浦東空港に到着。

それから次の岡山便出発は17時35分で上海で6時間45分待ちです。岡山空港へは20時30分到着で行程は半日がかりです。

待ち時間が長いため中国入国も事前に検討してはみました。

しかし旧正月で中国人も出国ラッシュと予想され、再出国審査でどれだけ並ばなければならないかまったく時間が読めません(中国人がまともに列に並ぶかも不安)。

さらには昨今の中国の大気汚染の問題もあり、入国はあきらめました。 
広い上海浦東空港でも7時間待ちはつらい
どんなに広くても7時間待ちはつらい(上海浦東空港)
4歳の息子と空港7時間待ちは正直非常につらい。息子にとってもこのうえなく退屈な時間だったと思われます。

上海の空港の出国フロアは非常に広いのですが、さすが7時間でも時間をかなりもてあまします。

まずは持参したマグネットの囲碁で息子と2,3回勝負。その後かくれんぼ、宝探しとやってみたのですが、しまいには疲れて家族で寝てしまいました。 

関空経由の場合
前回搭乗の午前8時30分台湾桃園発のエバー航空の事例で考えると、午前11時55分関空着。

それからJRに乗り換え、午後4時ころには岡山の実家の最寄の駅(西阿知)まで着きます。

行程は8時間30分、上海経由の3分の2です。

3.快適さ・トラブル
岡山空港まで無事荷物は届くのだろうか?
費用、時間ともに関空経由に完敗の上海経由ですが、快適さにおいて1点最大の利点があります。

それは荷物を台湾桃園空港で預けると、岡山まで身軽に動けるという点です。

関空経由ですと関空からJRに移動する時、新幹線に乗り換える時、在来線に乗り換える時、移動が大変です。小さい子供と一緒ならなおさらです。
チェックイン時からトラブルの予感
チェックイン時からトラブルの予感
しかし岡山という地方航路を中国の航空会社でトランジットで旅行するにあたり、至る所でトラブルが発生しました。 

トラブル1  1週間前にフライトキャンセル
帰国の1週間前に突然、上海-岡山間のフライトキャンセルの連絡がきて日程を変更せざるをえなくなり、行きも帰りも1日後にずらすこことになりました。

トラブル2 「上海の空港で荷物をいったん引き取れ」といわれる
台湾桃園空港でチェックイン時、係員から「トランジットでも荷物は上海の空港でいったん引き取れ」と耳を疑うようなことをいわれました。

理由は台湾桃園空港ではシステムの問題で岡山まで一貫して荷物を届ける手配ができないからだそうです。

その隣で同じく上海経由で中国のハルビンまでいく客が同じ理由で職員ともめてました。

結局嫁とその客の猛烈な抗議でなんとかなりましたが、実際荷物が岡山まで届くかかなり不安でした。

トラブル3 岡山行きの飛行機の座席がバラバラ
岡山行きの飛行機は小さく搭乗口までバスで向かいます。そこで座席を確認すると、なんと親子3人の座席がてんでばらばら。子供がいるので非常に弱りました。

台湾でチェックインを受け付けた係員が何も考えず手配したものと思われます。

なんとか機内で3席並んだ空席を見つけたので事なきをえました。

トラブル4 スーツケースが壊れた
岡山空港に到着して荷物を探すと、荷物はあるにはありました。しかしなんとスーツケースを引っ張る取っ手部分がなくなっていました。

上海でトランジットの際壊されたのでしょう。

近くの女性職員にクレームをつけると、担当者が飛んできました。弁償は最大2000円しかでないようです。

僕の結論 
上海経由台北岡山ルートは家族連れの方にはあまりおすすめできません。

子供がいて荷物が多いと心配事満載で気が休まりません。

単身で荷物が少なく、中国に入国して7時間身軽に遊べてしかも大気汚染にもモノともしない人には面白いかもしれません。
 
今年こそ台湾を旅行しようとお考えのあなたに


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あなたと台湾人との最初の出会いはなんだったでしょうか?

東北大震災の義捐金の件から、日本と台湾の結びつきがぐっと強くなり、台湾を意識するようになった人が非常に多くなったと聞いています。

僕が台湾人を意識したのは今から20年前、中国ででした。

当時学生だった僕は、バックパッカーの端くれで、大きなバックを担いで中国を回っていました。

中国では電車の切符を買うのが非常に大変。とことんケチる旅行をしていた僕は、どうしても中国人との切符争奪戦に参加せざるをえませんでした。

駅で長い列に並び、度重なる横入りや、周りの大きな音を立てて痰を吐く音に耐え、なんとか窓口にたどりついても無愛想な駅員に「没有(ない)」と怒鳴られるなど、大変な思いを繰り返していました。

ただ大きい都市の駅だと外国人専用窓口が設けられ、他の中国人とは別に切符を購入できました。

あるとき上海で切符を買おうとしたのですが、あまりの中国人の多さにうんざりして、外国人専用窓口に行きました。それでも上海ということもあり、外国人専用窓口でも長い列ができていました。

列に並んでいると、突然後ろの人の足が僕の足に軽く当たりました。人が多い中国では余り気にすることではないので、特にどうとは思わなかったのですが、意外にも後ろの方から「対不起(すいません)」という中国語が聞こえてきました。

「対不起(すいません)」は、日本の中国語テキストで早くから学ぶフレーズにもかかわらず、当時中国でほとんど聞いたことがありませんでした。

逆に一番聞くフレーズは、「没有(ない)」で、一番話すフレーズは「不要(いらない)」だったと記憶しています。

店に行って目の前にある商品を買おうと店員に声をかけても、「没有(ない)」。
長い列を並んでも結局言われる言葉は、「没有(ない)」。
ホテルにチェックインしようと部屋があるか聞くといつも、「没有(ない)」。
日本人と知ってか「あれ買え、これ買え」としつこい物売りにいつも言っていた、「不要(いらない)」。
あと、何を聞いても「不知道(知らない)」もよく聞きました。

日々中国人との戦いに疲れていたときにフト聞いたこの「対不起(すいません)」のフレーズは、なんとも言えず新鮮さを感じ思わず振り返ってみたとき、目に入ったのがその人の持つ「中華民国(台湾)」パスポートでした。

同じ中華民族でも違うんだ!それが僕の初めての台湾体験でした。

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