台湾基隆市になぜ岡山県人が住んでいるのか?

私は岡山県倉敷市出身で、2007年3月に岡山を離れ台湾の北東にある港町、基隆市に住んでいます。 台湾でのサラリーマン生活で感じた個人的な感想をブログで書かせていただいています。

Tag:ホームページ

台湾でしばらくホームページ製作会社に在籍していた時代がありました。IT素人で日々悪戦苦闘で毎日が勉強でした。

なんとか最低限の知識だけ頭に入れて、台北市内を営業で回ったのですが、そこで出会った記憶に残るやりとりを書いていこうと思います。
「ホームページを作るだけでお客がくるなら、うちの会社はぼろ儲けで、僕が営業する必要もないんじゃないですか!」なんて思ったりしてました。でもそれを口にすると「ホームページなんて意味無いじゃん」なんて言われて自爆をしかねないのでだまってましたけど。
ホームページなんぞ作ったって、客はこねぇよ

2.全部任せるからオーダーがたくさんくるホームページを作れ、でもお金はあまりだせないよ

なんとかホームページの効用を理解していただき、製作に前向きになったとしても油断はできません。

「全部任せるからオーダーがたくさんくるホームページを作れ」なんて無謀なことをのたまう方もいらっしゃいました。

それでもまじめに、お客様と打合せをしようと試みるのですが、「あんたプロだろ?自分で考えてよ」なんていわれ、しまいには「できるだけ安く見積もってね」なんて丸投げされるケースもしばしば。さらには「3日でテキトーなやつ作ってよ」なんてのもありました。

3.なんでうちの会社のドメインのパスワードを管理していないんですか!?

営業をしているとよくドメインについて聞かれました。他社のサーバーにあるホームページを移行する際、どうしてもドメインの設定を変える必要があるのですが、皆さんドメインといわれてもきょとんとしています。

それもそのはず。昔ホームページを作る際、業者に全部やらせているためドメインのパスワードも管理できていない会社が非常に多いのです。

ひどい例になるとドメインの名義がホームページ製作会社になっており、ホームページを他社のサーバーに実質移行できなくされている例もありました。

ドメインのパスワードは銀行のキャッシュカードのパスワードと同じ。

ご自身の会社でドメインを取得されたにもかかわらず、「うちの会社のドメインのパスワードをなんでちゃんと管理してくれていないんですか?」なんて逆ギレされたケースもありました。

4.なんでうちのホームページを検索しても上位にでてこないんだ?

なんとか製作を受注して、提案として検索エンジン対策(SEO)の話をするのですが、これ以上お金はかけられないとお断りをよくされます。

なのにホームページ完成後アップロードして数日たって、「なんでうちのホームページを検索しても上位にでてこないんだ?」なんてお怒りの電話をいただくこともありました。

いやいや、何も対策せずして上位に出ることは難しいし、すぐに上位に出ること自体難しいことですと受注前の説明を何度も繰り返すこともたびたび。

5.検索上位なのになんで問合せがこないんだ?

台湾でも検索エンジン対策(SEO)が次第に普及してきたせいか、「これとあれのキーワードで自社のホームページを上位に出してくれ!」なんてお話もいただきました。

なんとか検索上位にだしても当然キーワードの選択が適切ではなければホームページからの問合せはきません。またホームページの内容もそうですし、商品そのものが問合せがくるものなのかといった問題もあります。

以前台湾のとある骨壷取扱会社が、日本市場向けに検索エンジン対策を依頼してきました。

「台湾 骨壷」なんてキーワードで日本のYahooで上位に出しましたが、そこの社長に「検索上位なのになんで問合せがこないんだ?」なんてまるで僕が悪いような口調で怒鳴られたことがありました。

そもそも「台湾 骨壷」なんて誰が検索するんだ?という素朴な疑問を婉曲に聞いてみましたが、明確な回答もなく、この件は終わってしまいました。

いろいろありましたが、いい勉強になりました。 
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ネットで台湾とビジネス
台湾にはOEM(生産受託)を行う会社が多いです。

シャープとの提携の件で話題になった、台湾の鴻海精密工業(ホンハイ社)も、アップル社にiPhoneやiPodのOEM供給を行っていることで有名です。

今台湾の多くのOEM会社も、コストダウンをはかって海外に目を向ける日本企業を狙って接近をはかっています。

僕が勤める台湾の会社も例外ではなく、最近董事長命令で、パートナーとなる日系企業探しをすることになりました。そのときに出くわした日本企業の意外な対応をいくつか書いてみたいと思います。

お問い合わせが海外向けになっていない
台湾からパートナーを探そうとすれば、まずはネットで関連する会社を検索するところから始まります.。そこからいくつか会社のウェブサイトを閲覧してお問合せをするといった流れになります。

それにしても日本の会社のウェブサイトがここまでお粗末だとは思いませんでした。

規模の大小を問わずよく出くわしたのは、お問合せフォームがあまりにも不親切。入力方法に制限があるケースが多いのですが、あまりにも制限が厳しい。全角はだめとか、文字制限とか。なかには文章は200バイト以内までなんてものもあって、ITの知識がない人にはまったく意味がわからない。

海外からのお問合せを想定していないのか、住所欄に日本式の郵便番号(○○○○ー○○○)を入れなければならないのもありました(しかも必須事項)。

多分英語ページならこうしたものはないと信じたい(未確認)のですが、日本語ができる人が多い台湾人なら日本語ページからお問い合わせをするはず。

最悪なのは、正しく入力して送信ボタンを押してもエラー表示になる。多分この会社の人は自社のホームページを見たことがないのでしょう。

ウェブサイトはただの飾り?
無事送信できたとしてもさらに問題があります。

送信した翌日、サイトにある連絡先電話番号に台湾から電話をしても、お問い合わせ内容が担当者に伝わっていないことがしばしば。

「ホームページからのお問合せをしたものですが・・」と伝えても、はじめに電話をとるみなさんが誰につなげばよいか困っているようです。無事担当者につながっても、また一から説明をするはめになります。
問い合わせをしても話が通じない

日本人であるぼくがウェブサイトや電話で問合せをしてもこんな具合です。もし問合せをしているのが日本語がわからない外国人だったらどうなんだろう?
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